ねこの混合ワクチンってなに?
皆さん、こんにちは!シッターの小澤です。
今日はねこちゃんのワクチンについてお話したいと思います!
猫ちゃんは3~5種のワクチンがあります。
◎コアワクチン
・猫伝染性鼻気管炎
・猫カリシウイルス
・猫汎白血球減少症
こちらがねこちゃんのコアワクチンでワクチンの中に必ず入っている予防したほうが良い病気です。
猫汎白血球減少症は猫パルボとも言われ、激しい嘔吐、下痢などの症状がおこり、子猫の場合は死亡率が高い病気になります。
特効薬はないので、対処療法を行うしかありません。
このウイルスは感染したねこちゃんとの接触だけではなく、飼い主様が自宅に持ち帰ってしまうこともあるんです!
室内飼いのねこちゃんも感染する可能性があるため、ワクチンを接種することをおすすめします。
◎ノンコアワクチン
・猫白血病ウイルス
・猫クラミジア感染症
上記のウイルスは感染したねこちゃんと接触することにより感染するケースがほとんどです。
そのため、新しくねこちゃんを飼う方は先住ねこちゃんの予防を行って下さい。
また外にお散歩しに行くねこちゃんは感染したねこちゃんと接触してしまう可能性が高いです。予防しておくことをおすすめします。
猫白血病ウイルスは血液検査で感染しているか確認することが出来ます。
お外からねこちゃんを迎える場合には検査をしておくと他のねこちゃんに移してしまうことを防げます。
他に単体のワクチンとして、
・猫免疫不全ウイルス
猫エイズといわれるものですが、感染しているねこちゃんに噛まれることで感染しますので、室内で飼われていてエイズに感染しているねこちゃんとの接触がないねこちゃんはワクチンを打つ必要は無いと思います。
猫エイズが発症してしまうと亡くなってしまうことが多いですが、発症せずに天寿を全うできる子もいます。
また、こちらも血液検査で感染しているかわかります。
エイズに感染していた場合ストレスのない生活を送ることが発症するリスクを下げてくれるそうです!
ねこちゃんを迎え入れたときは検査をするべきかかかりつけの獣医師さんと相談してみると良いと思います。(^^)
◎副反応
ワクチンの副反応としてねこちゃんの場合は発熱が多く見られます。
発熱しているとねこちゃんは食欲が落ちます。
接種後ご飯を食べてくれないなど気になる様子が見られたら、かかりつけ病院さんに連絡しましょう。
◎まとめ
病院はねこちゃんにとって、テリトリー外のとっても不安な場所です。
病院に行くと逆に体調が悪くなってしまう子も中にはいると思います。
最近ではキャットフレンドリークリニックといって、ねこちゃんのための病院も多くなってきましたので、特に病院が苦手で、病院で大暴れしてしまうような子はそういった病院を受診することをおすすめします。
また、往診を行ってくれる動物病院さんを利用するのも良いと思います。
ねこちゃんのためにしっかり予防しましょうね!