ダックスについて!!
皆様、こんにちは!
大きなダックスの特徴と言えば、足が短く体が長いですね!
今回は、ダックスについて詳しくお話したいと思います!
歴史
ダックスはドイツで生まれ、ダックスフントと呼びますが、日本ではダックスフンドと呼びます。
どちらで呼んでも特に問題はありません。
ダックスの基礎は特徴的な胴長短足ではなく、一般的な長さでしたが穴に潜んでいるウサギやアナグマ猟に使われていくと少しずつ体が変わっていき、現在の体型になったと言われています。
種類
現在では3種類のダックスさんがいます!
・スタンダードダックスフンド
胸囲35cm以上、体重が約9kg
日本では珍しい種類となります。
・ミニチュアダックスフンド
生後15ヶ月以上で、胸囲が30~35cm、体重が5kg以下
日本では1番飼育頭数が多い種類です。
・カニンヘンダックスフンド
生後15ヶ月以上で、胸囲が30cm以下
ミニチュアよりもさらに小さい種類です。
毛質
種類と同じく3種類のダックスさんがいます!
・スムースヘアード
ダックスとミニチュアピンシャーとの掛け合わせで誕生しました。
硬く短い毛が特徴的です。
・ロングヘアード
スパニエル系との掛け合わせで誕生しました。
長い毛が特徴的です。
・ワイヤーヘアード
シュナウザーとの掛け合わせで誕生しました。
毛は全身固く、他と比べ眉毛とヒゲが印象的です。
しかし、耳の毛は短くなっています。
性格
昔、猟犬として使われていた為、強気な性格を見せることもあります。
その中でも、元気でやんちゃな子が多いです✩
かかりやすい病気
・椎間板ヘルニア
ダックスさんがかかりやすい病気で有名です。
太ってしまったり激しい運動を行うと、椎間板という部分に重荷が
かかってしまいヘルニアになる可能性があります。
シニアだけではなく若い年でもヘルニアになることがあり、腰や背中に痛みが出ることによって進行した場合は、下半身に麻痺が出てしまい自力で排泄ができなくなってしまう可能性があります。
また、ダックスさんに関わらず足の短い子などは階段の上り下りも腰や背中などに負担がかかってしまいます。
・進行性網膜萎縮症
目の網膜細胞が変形したり萎縮してしまい機能を果たせなくなる病気です。
初期症状は、夜など暗い時間帯や暗い場所で目が見えにくくなります。
進行すると、朝や昼間などの明るい時間帯、明るい場所でも見えにくくなります。
ますます進行すると、目が見えなくなり失明してしまいます。
この病気は遺伝性の為、シニアではなく若い年でもかかってしまう病気です。
・白内障
角膜の裏にある水晶体と呼ばれる部分が白く濁ってしまい、視力が低下します。
生まれつき白内障を持っている子もいれば、高齢や怪我や糖尿病などで発症する子もいます。
・甲状腺機能低下症
甲状腺はホルモンを分泌しますが、機能が低下すると分泌したホルモンに異常が出てしまいます。
ご飯を食べなくなくなると体重は落ちてしまいますが、この病気を発症すると体重が増加します。
また、皮膚病などの病気も発症する可能性があります。
以前動物病院で勤務している時も、ダックスさんの椎間板ヘルニアの率が多く介護方法などを質問する方が多くいました。
初期段階で、気づいてあげれるとお薬や日常生活の中で激しい運動は避け安静に過ごすことで症状が落ち着くことがあります。
重症化してしまうと、手術する必要があり体にとても負担がかかってしまう為、初期段階で気づいてあげることが大切です。
まとめ
足が短い犬種の子はまだまだいますが、どの子も病気など早期に気づいてあげることが大切です(^^)
お家で過ごす際に体に負担がかからないよう工夫してあげることも大切です!