うちの子のオシッコは正常?異常?
便と同様で毎日し、健康チェックに欠かせない項目が尿ですね。 色だけ確認してればいいやーくらいに思っている方も多いかもしれませんが、 実は他にもチェックすべきことがあります! ぜひ、覚えておいてください(*゚▽゚*)
【尿のどこをみて健康チェック!?】
オシッコで注目すべき点は、以下3点です!!
色 ・回数と1回量 ・におい
普段のオシッコの状態をしっかりと把握しておくのがポイントです! ペット日記をつけてみると良いですよ! しつけとかでもペット日記が役立つので、オススメです。 我が家では、楽しくペット日記をつけています(^^♪
【オシッコの色は?】
尿の色で一番びっくりし、慌てるのは血尿ですが…他の確認も必要です。
◎赤色もしくはオレンジ もちろん、赤い色の尿は血液が混じっている証拠です! 膀胱炎や膀胱腫瘍…尿路結石など。色々な事が考えられます。 赤い尿が出ているということは、膀胱~外に出るまでに出血をしていると言うことです。 尿の色だけで判断できるものではないので、すぐに病院へ行きましょう。 オレンジ色の尿も、出血して尿の色と混じりオレンジ色に見えます。
◎濁り 通常よりも濁っている尿は、細菌繁殖している尿です。 膀胱炎の可能性があります。 尿が膀胱に長い間、溜まっていると細菌繁殖しやすくなります。 冬の猫ちゃんは、オシッコを我慢や飲水量が減少することにより、膀胱に尿が貯まりづらく 結果的に膀胱に尿が溜まってしまいます。
◎濃い 寝起きやトイレを我慢していたりすると濃い色のオシッコをします。 我慢することが多いのであれば、膀胱で細菌繁殖しやすい状態ですので、ご注意下さい!
◎薄い 尿というのは、毒素を尿として排出しています。 しっかりと色があるというのは、毒素を尿に変換できていますが、 薄い・透明の場合は、毒素を尿に変換できていないという事になります。 腎臓に何らかの異常がある可能性があります。
【回数と1回量で何か分かるの?】
何回もトイレに行ってはいるが、少量しか出ていない、もしくは出ていない。 ・膀胱炎で痛くてオシッコができない可能性 ・尿路結石で、尿道が詰まってしまいオシッコがでない可能性 ・腎臓が働いておらず、尿が溜まっていない など色々な病気が考えられます。 逆にトイレの回数が多く、その都度たくさんしているから安心か? と言われると、そうとも言えません。
多飲多尿という症状があるのですが、 たくさん水を飲んで、たくさんオシッコをする症状です。 上記の場合、腎不全、心臓病、子宮蓄膿症や糖尿病など、色々な病気の可能性も出てきます。 いつもと違う環境だと、緊張でトイレを我慢してしまう子もいるので注意です。
例えば、ペットホテルに預けるとしない場合なども緊張によるものです。 そういう子は、できれば環境を変えないお留守番がいいので、 ペットシッターさんなどの方が良いかと思います。 普段から標準をチェックしておくようにしましょう♪
【におい】
実は細菌繁殖している尿のにおいは独特です。 いつもより臭うな…と感じたら、それは良くないかもしれません。 普段と違うにおいがする場合は要注意です!
【まとめ】
いつもと違うと感じたら、病院へ! オシッコに異常がある場合は、綺麗にとったオシッコを持参、もしくは溜めて行くといいでしょう。 異物がまじると正確に結果がでないこともあります。 また、時間が経つと結石ができてしまって、判断ができない場合もあります。 緊張しすぎると、トイレをしない可能性がある。 そういう子は、ペットシッターさんがオススメです。
ケアペッツ茅ヶ崎店 德川 千穂